修理?買い替え?不具合が起きた給湯器はどうしたら良い?

「最近給湯器の調子がなんだかイマイチ・・・」と感じている方も多いのではないでしょうか。そういった時には給湯器が完全に故障して、全く使えなくなってしまう前に給湯器を「修理」、もしくは新しい製品に「買い替え」をしたほうが良いかもしれません。
今回は今使っている給湯器を修理したほうが良いのか、買い替えをしたほうが良いのか悩んでいる方や、不具合が起きた給湯器をどうしたら良いか分からないといった方に向けて「修理」や「買い替え」、そのほか「業者に依頼する前に知っておきたい基本」についてご紹介します。
 
不具合が起きた給湯器は修理するべき?買い替えをするべき?
お湯がでない、お湯の温度や水圧が安定しない、異臭がする、煙がでる…など、毎日使っている給湯器にこのような不具合が起きたときには「修理」をするべきか、「買い替え」をするべきかで悩んでしまいます。
そのときの状況によって、給湯器を修理したほうが良い場合もあれば、買い替えをしたほうが良い場合もあるため、以下のようなポイントを中心によく検討しましょう。
 
(1)給湯器を購入してからの年数を考える
給湯器メーカーでは、給湯器の生産が終了されてから10年間は修理や交換のための部品を保有しなければならない決まりがあります。そのため、「給湯器を購入してからの年数」を考えたときに、購入から10年以上使っている場合には、すでに修理を受け付けてもらえない可能性が高くなります。
メーカーで部品の在庫が残っていて修理可能だったとしても、長い間使っている給湯器はまた違う箇所が故障して使えなくなる可能性が高いため、そういった時には修理よりも買い替えをしたほうが安心です。
 
(2)給湯器の修理にかかる費用の見積もりをもらう
購入してから5年ほどしか経っていない給湯器の不具合は、修理するべきか買い替えるべきか非常に難しい選択に迫られます。そのため、まずは給湯器メーカーや購入先の業者に連絡をして、「給湯器の修理にかかる費用の見積もり」をしてもらいましょう。製品保証は購入から1~2年が一般的なため、それ以降は有償にて修理を行う必要があります。
特に、ガス給湯器の燃料系に関わる修理や、リモコンの不具合に関する修理、安全装置に関わる修理などは、2万円から5万円以上することもあります。修理が必要な箇所が一つであれば修理したほうが良いかもしれませんが、修理する箇所が複数であった場合には合計で数十万円の修理費用がかかる場合もあります。
そのため、修理か買い替えをするかを判断するときには事前に見積もりをしてもらい、修理費用の合計金額と買い替えた場合の合計金額を比較検討されることをおすすめします。業者に点検や見積もりを依頼しただけで費用がかかることがあるため、依頼をするまえには必ず点検サービスや出張サービスなどにかかる費用の有無も確認しておきましょう。
 
(3)修理する箇所によっては時間がかかる
給湯器の不具合によっては「修理に時間がかかる」ことがあります。一人暮らしであれば何とかなることも、家族が多い場合にはそういう訳にもいかないため出来るだけ早く使えるように対処しなければなりません。
修理が必要な箇所によってはメーカーに依頼して交換用の部品を調達しますが、数日から一週間以上かかる場合もあるためその間は給湯器を使えずに苦労します。そのため、とにかく早く給湯器を使えるようにしてもらうには、即日で修理ができる業者に依頼する、状況によっては修理を待たずに新しい給湯器に買い替えるといった選択肢もあります。
ただ、新しい給湯器に買い替えるときにも、選んだ機種によっては大掛かりな設置工事や配管工事が必要になる場合もあります。そういった時には、修理するよりも新しい機種に買い替えたほうがより時間がかかってしまう場合があるため、その都度状況に合わせて最適な方法を選ぶようにしましょう。
 
(4)給湯器本体の故障か、リモコンの故障かにより判断する
給湯器本体が故障した場合、故障箇所の修理や部品の交換ができないときには修理不可と判断されてしまう場合があります。この場合は、給湯器本体を丸ごと買い替えるほか、付属のリモコンもいっしょに買い替える必要があります。一方、リモコンの故障だけの場合は、給湯器本体はそのままで在庫があれば同機種のリモコンだけを買い替えることができます。ただし、在庫がなかった場合はリモコンだけを違う機種に買い替えることができないため、その場合は給湯器本体が故障していなくても本体を含めて全てを新しい給湯器に買い替える必要があります。

給湯器 茨城

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